ネットサーフィン
今では誰もが簡単にインターネットを楽しむことが出来ます。
無線LANや携帯電話、様々な種類の端末から接続することができ、ネットワークは世界中に張り巡らされています。
日本で急速に普及しだしたのは、ここ10年くらいではないでしょうか。恐らく、Windows95にIEが搭載され、Windows98が爆発的に売れたのがきっかけになったと思われます。

ではインターネットの歴史を振り返ってみることにしましょう。
そもそもインターネットを作るきっかけになったのは、1961年にアメリカ・ユタ州でテロにより3つの電話中継基地が爆破され、アメリカの国防回線も一時的に完全停止してしまったことに始まります。
この事件でアメリカ国防総省は従来の電話網ではいざという時にはまったく役に立たない事を危惧し、アメリカ空軍創設のRAND戦略研究所が核戦争にも耐えうる通信システムの研究を開始しました。
そして1969年9月、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校にルーターの元祖であるIMP(Interface Message Processor)の1号機を設置。その後、スタンフォード大学、カリフォルニア大学サンタバーバラ校にIMPをそれぞれ設置し、同年12月にはユタ大学が回線に接続されました。
世界初の24時間常時接続のネットワークの誕生です。

元々は軍事利用を目的としたネットワークだったんですね。まぁ、良くあることです。プログラムの手法でオブジェクト指向というものがありますが、これも元々は戦闘機のプログラムにミスをなくし、容易に改良することができるように発案されたものだと聞きます。

1972年、TELNETプロトコル発表。
1973年、イーサネットが考案される。FTPプロトコル発表。
1974年、TCPやIPの発表 。Vint Cerf/Robert Kahnの論文に初めて「Internet」の言葉が登場。
1976年、UUCP発表。
1982年、ARPAnetがTCPとIPを採用。「インターネット=TCP/IP」となる。現在の電子メールの転送方法SMTPや、フォーマットが決まる。
1983年、UNIXにTCP/IPが組みこまれる。UNIX=インターネットのイメージの始まり。IAB(Internet Activity Board)設立。
1984年、日本でJUNETが発足。DNS考案。
1985年、電気通信事業法により日本でモデムが使用可能になる。

ここでやっと日本でインターネットが使えるようになります。
ただ…、当時発売されたNEC PC9801F3(CPU8086)は758,000円もしました。とても一家に一台とはいかない値段です。マッキントッシュは100万しました…。
話が少しずれますが、マッキントッシュと言えばアップルですが、1976年にアップルコンピュータ社がAPPLE-Ⅰを発表。基盤のみを販売しました(ぉぃ キーボード、ケースは自分で用意する必要がありました。まさに"自作"ですね。基盤は1つ1つハンダゴテを使い、手作りしたようで、200台限定で発売され、170台が売れたそうです。

1991年、WWWを発表。
1992年、スイスでティム・バーナーズ・リー氏はインターネットに繋がるすべてのサーバのディスクにある文書が簡単に相互に閲覧・転送のリンクが可能になるようにURL・HTML・HTTPを考案。自作プログラム「WWW」を開発、そしてこの構想自体をWWW(World Wide Web)と命名。(ティムズ・バーナーズ・リー氏は最初、「世界に広がる情報網」という意味で「ワールド・ワイド・メッシュ(網の目)」と命名していた。しかし「メッシュ」が「メス」とも聞こえると、口の悪い友達に指摘された。メスだと「世界規模の混乱」という意味になってしまうので、必死に考えた末「ウェッブ(クモの巣)」にしたという。)
1993年、WWWに共感したアメリカ・イリノイ大学に在籍する国立スーパーコンピューター応用センターの学生たちが、WWW閲覧プログラム「モザイク」を開発し画像も表示出来る様にした。
1994年、ジム・クラークはモザイクを開発したイリノイ大学の学生を勧誘しモザイク・コミュニケーションズ社を設立。WWWブラウザー「モジラ」を開発しインターネットで無料配布した。イリノイ大学のクレームで社名をネットスケープ・コミュニケーションズ社に変更、WWWブラウザーもNetscape Navigatorへ変更。よく言うネスケってやつですね。
1995年、Microsoft社もモザイクのライセンスを受け「インターネット・エクスプローラー」を開発しWindoiws95と共に無料配布。

サクッと歴史を振り返ってみました。
いや~、すごいですね。1961年の時点でネットワークがここまで大規模なものになるとは予想してなかったのではないでしょうか。
今やインターネットは軍事から娯楽まで、様々なコミュニケーション手段として使われるようになりました。

そして今、俺は思うわけですよ。
この溢れかえる情報の中、一見情報のオアシスのように見えて、実は砂漠なのではないかと。
掲示板を覗けば誹謗中傷の嵐、オークションは詐欺や密売、訳の分からない怪しいサイト、何だかとっても疲れます。
昔の草の根ネット時代が懐かしい…。

インターネットは人の心を映し出す鏡です。
世界では温暖化の影響で砂漠化が進んでいますが、それだけではなく、人の心の砂漠化も進んでいるのではないでしょうか。
皆さん、どうか心にオアシスを。
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by angrywaves | 2006-10-13 06:43 | 雑記


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