センダンの木
二階の自分の部屋から見える庭には栴檀の木が2本立っています。
子供の頃は背丈がまだ3、4mくらいだったので、木登りをして遊んだものです。
そのせいか、よく木登りしたほうの木は上に伸びず、枝ぶりだけが良くなっています(;・・)芽を摘んでしまった…か…?

昔から香り高い木として知られる、赤檀(しゃくだん)・白檀(びゃくだん)・紫檀(したん)などの香木を栴檀といいますが、これらは日本にはない木で、ここで言う栴檀は日本産の木です。昔は「楝(アフチ・オウチ)」と書かれていたそうです。
「栴檀は双葉より香し」と言いますが、あれは白檀のことです。

5月の中旬頃に紫色の花をつけ、ほんのりと甘い香りが窓を開けた部屋に漂ってきます。
秋には楕円形の黄色の実となり、葉が散った後も木に残ります。見た目は黄色いさくらんぼ(・・。)食えないけど…
果実は薬用に、実の核は数珠に使われ、樹皮は駆虫剤に加工されるようです。
葉は割と小さく風が吹くとサラサラと音を立てます。
今の時期は小鳥たちが羽を休めにやってきて、心地よい囀りを聞かせてくれます。

少し大きくなりすぎたので5月頃に剪定したんですが…。
バッサバッサと調子こいて切りすぎて見るも無残な状態に……(´・ω・`;)ヤバイカモ
しかし、木の生命力とは恐ろしい。新しい枝が生え、今は青々と葉をつけてます(・・;)良かった…
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栴檀の木は万葉集でも歌われています。

 妹が見し楝の花は散りぬべし我が泣く涙いまだ干なくに
 (妻が見ていた楝の花はもう散ってしまうのだろう。私が泣く涙はまだ乾かぬのに。)


遠い地で、亡くなった妻を想い歌ったようです。
昔の人は、花見とまではいかなくても栴檀の花を眺めて楽しんでいたのでしょうか。

栴檀の花が咲いている姿はとても綺麗ですが、その花が散る姿がまた格別です。
花びらが散るのではなく、花冠ごと落ちます。花がそのまま宙を舞うのです。
木の下に散った花が絨毯のようになり、そこはまるで花畑のようにヽ(*´▽`*)ノ
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と、まぁ、栴檀て良いよなぁと思っていたら、こんなもの発見…、

平安時代には獄門の前に植えて罪人の首をかけていた。
病人が絶えない、家運が傾く、といって屋敷に植えるのを嫌うところが多い。
葬式と関係が深く、火葬の薪や死者の杖にするほか棺桶にもされる。
岡山地方では、これで棺を作ると冥土の道が明るいとされている。

をぃ…、なんかとっても不吉なんじゃないか?!Σ(゚Д゚;三;゚Д゚)
病人が絶えない、家運が傾くって……ぁ、だから病弱なのか(つω;`)ゴホゴホ(嘘 ちがーうっ!(゚Д゚;)
いやー、でも、栴檀っていいですよー。桜みたいに手入れしないと毛虫が大繁殖したりしないし。
放っておいてもたくましく育ってくれます(`・ω・)b
やっぱり庭木は手入れ要らずが一番ですよねー(。・ω・。)ノ 松?なにそれ
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by Angrywaves | 2005-07-23 11:17 | 雑記


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